商品番号
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西蔵枕箱 抱魚童子(赤)
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MXD-0002 |
◆ 価格 |
7800¥ |
◆ サイズ |
高さ8.5×幅24×奥行9.5cm |
◆ 産地 |
北京 |
売り切れ |
◇ 漆黒に映える古金色の吉祥図案が秀逸!
深みのある紅の地に、金で魚を抱く子供描かれており、箱の内側には千字経や百家姓などの中国の古書が漆で塗り込めてあります。
この型の箱は、大清の時代に北京および付近の直隷省周辺で、裕福な市民層の間で流行した様式のレプリカです。
レプリカといっても製法は昔となんら変わるところなく(素材の変化はありますが、、、)、昔の中国の市民達の暮らしを彷彿とさせる一品です。
全体的にすっきりとしてシャープなスタイル、しかし味わい深い吉祥図案で小さいながらも存在感は抜群です。
子供の図案は家族の和合等を表すので中国では多用されます
【西蔵革箱とは】
北京の郊外に清の時代より住む西蔵族が昔より作っている伝統工芸品です。
木に羊の皮を貼り付けその上に漆を塗り彩色した箱です。この様式の箱は清の時代に多く見られたチベット様式の箱でお祝い事の時の引き出物として主に使われたそうです。
箱の内部には“百家姓”“千字経”などの中国の古書が漆により塗りこめられており、箱の各面には中国古来よりの吉祥図案が描かれておりレプリカとは思えない出来のよさを誇ります何を入れていいか思わず迷ってしまう味わい深い一品です。
【西蔵枕箱とは】
市場の親父いわく、枕のような形だから枕箱、ある本いわくむかしは大切なものをこの“枕箱”にしまい寝ているときも盗まれぬようにしたから枕箱、、、
こんな小さい箱一つとっても由来はなかなか複雑そう、、、
わたし思うにどっちも正解のような気ががしますが、、、正解は如何?
特に上蓋に大きく描かれた花鳥図の吉祥図案は秀逸の一言に尽きます。
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▲箱の内部には“百家姓”“千字経”などの中国の古書が漆により塗りこめられています。 |
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▲ 箱の上部には『連年有余』の図案が描かれている。
『蓮』は『連』と発音が同じ、『魚』は『余』と発音が同じ事から、毎年生活に余裕のあることを願う図案。 |
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● 接続部についてのご注意 ●
蓋と本体の接続部は、蝶番を使っておりません。
表面に被さっている革が、直接蝶番の替わりになっています。これは、外見をすっきりとさせるための
処置ですが、蝶番代わりになるところの、塗料がその開閉部分だけ、少し剥がれます。
これは、伝統の構造がゆえに起こる剥げですので、その点ご理解くださいませ。
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