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鼻煙壺
 
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■ 鼻煙壺概要
 
鼻煙壺、別名、スナッフボトルと謂れた、嗅ぎ煙草入れの容器のことである。
嗅ぎ煙草とは、呼んで字の如く、「鼻で嗜む煙草」と言う意味。

新しい嗜好品として、中国の明の時代(1368〜1644)にイタリアからから中国に伝わった。 その目新しさと、「百病を鎮める」薬効があると言われた嗅ぎ煙草は、上流社会を中心に中国でも大流行しました。

また、現在、手持ちの煙草を勧めあうように、当時友人同士が出会うとお互いの嗅ぎ煙草を薦めあい、そのブレンドと香りを褒めあう事が、再開の儀式的に行われていた そうです。

その際、お互いの鼻煙壺を交換し、鑑賞しあうのが礼儀の一つとなっていたそうです。

また、現代でもチベットやモンゴル地方で、この風習が残っているとか、いないとか。
▲ 清代乾隆年間琺瑯鼻煙壺
鼻煙壺の販売ページはこちら >>


■ そもそも嗅ぎ煙草(スナッフ)とは

▲清代料胎琺瑯彩鼻煙壺
▲ 民国粉彩花鳥鼻煙壺
そもそも、嗅ぎタバコは煙草の粉を鼻の内側の粘膜に付着させてニコチンを摂取する喫煙方法で、その吸い込むスタイルから、日本で楽しんでいると、目をそらされたり、逆に凝視されたりしますが(笑)紙巻たばこよりはるかに長い歴史をもつ喫煙方法のひとつなのです。

煙草の原産地の一つと考えられているアメリカ大陸では、たばこの葉やハーブ、野草などを粉にして吸う習慣があり、コロンブス(1492年)以降、殖民者たちによってヨーロッパにもたらされました。

その人気はものすごく、1641年にははやくもスペインに嗅ぎ煙草の工場ができています。

ジャン・ニコ(ニコチンは彼の名前をもじってつけられた)がフランスの王妃カトリーヌ・ド・メデシスに薬草として献上し、頭痛薬、気付け薬として使われました、この使用法がスナッフィング、これ以降フランスの宮廷では嗅ぎ煙草が流行しました。

その後一般庶民にまで広がったのが17世紀です、ナポレオンやマリーアントワネットなどは嗅ぎ煙草の愛用者で、上品なたばこの楽しみ方として上流階級にもてはやされたと言う事です。


▲ 日本で手に入る嗅ぎ煙草
▲ これはイギリス系

■ 嗅ぎ煙草の伝来と鼻煙壺の発生

▲ 清代套藍鼻煙壺
▲ アントワネットの鼻煙箱
▲ 清代鼻煙壺
ヨーロッパでは、「鼻煙箱」と呼ばれる装飾された箱に入れられていた「嗅ぎ煙草」がなぜ中国で「鼻煙壺」と呼ばれる容器に入れられるようになったのでしょうか?

初めは、中国でも輸入された鼻煙箱に入れ持ち歩いていたそうですが
、欧州と違い湿気の多い中国では(その頃、海外と盛んに貿易を行っていた地域は、温暖で湿潤な華南地方が多かった)
高価な嗅ぎ煙草を湿けらせない為にも、密封度が高い壷状の容器が考えられました。

はじめはその頃薬を入れるために使われていたガラスの小瓶を代用品として使っていました。

これが鼻煙壷の原型となりそれが、その後の清(1636〜1912)時代の極盛期を経て、携帯用の容器から芸術性を競うものへと性格を変化させていきます。

その時代は北京の宮廷内に鼻煙壺を専門に作る工房が置かれ、
そこで作り出される『皇帝の鼻煙壺』は、その他の民間で作られる雑多な物と区別するため『官料鼻煙壺』と呼ばれ、主に家臣への褒美や外交時の手土産などに使われました。


鼻煙壺素材もまたさまざまに分化し金や銀や錫の金属製・玉や瑪瑙等の貴石の鼻煙壺や、白磁などの陶器や硝子やエナメル彩・象牙等々、ありとあらゆる素材がこの小さな壺、鼻煙壺に使用されました。

また、その時代の高価な美術品的価値から諸外国の外交の土産品としても活用され、逆戻りをした鼻煙壺は、ヨーロッパの香水瓶に影響を与え今日に至るまで、その形を伝えています。

ヨーロッパに渡った鼻煙壺が、アールデコ様式に影響を与えた要素の一つとなったことは、あまりにも有名です。

また、日本でも生産された鼻煙壺は、有田や伊万里などの窯で作られ、海外に輸出されていったこともあるそうです。

アメリカやヨーロッパでは、鼻煙壺はコレクションの対象となっており、
かなりの数のコレクターがいるそうです。
芸術性が非常に高いものもあり、中には数千万円台で取引されるものもあり、
有名な美術館は、大体鼻煙壺の収蔵品を多数取り揃えています。

 

 

 





 
 

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