商品番号
|
双料倣白玉鼻煙壺
福在眼前(赤2)
|
EBH-0078 |
◆ 価格 |
3600¥ |
◆ サイズ |
高さ 65mm |
◆ 産地 |
北京 |
|
白玉を模した乳白色の硝子の質感が凝脂のよう、 白玉に重ねられた色ガラスが立体感を強調する
白地にオレンジ色の硝子を重ね、その上にさらに墨色を重ねて削り出した鼻煙壺。
日本では嫌がられる蝙蝠も中国では縁起物の一つ。
それは蝙蝠の『蝠』と『福』の発音が同じ事に由来します。
真ん中の文様は「寿」を図案化したもの。
【双料倣白玉鼻煙壺とは】
高価な白玉の代用として古来より乳白色の硝子が利用されてきました。
加工が難しい白玉に比べ硝子の方が加工が容易であるということと中国では珍重される玉に比べると価格が手ごろであったからです。(手ごろと言っても硝子もまた高価なものでしたが…)
加工のしやすさから玉にはあり得ない斬新なデザインも大量に考案されました。
その一つが硝子を2重に重ねるこちらの技法です。
色を重ねる事により、生まれる立体感がこの鼻煙壺の特徴です。


|
 |
▲ 雲間に飛ぶ蝙蝠の眼の前には「寿」の文字を紋様化したものがあります。2色にする事で、雲の質感がよく出ています。 |
 |
▲ 裏も同じ模様が描かれています。 |
|